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ドラマCD記念インタビュー12

  • ikesuto
  • 2017年12月17日
  • 読了時間: 3分

原作・構成 平尾隆昌さま

イラスト:山口ねね

──ついにリリースを迎える「帝都のフロントクラーク」。今のお気持ちをお願いします。

ありがとうございます。

皆様のおかげです。

そんな感じです。

この春頃に脚本をどうするか悩んでいたんですが、以前お仕事でお世話になっていた「はーとふる彼氏」の玻都もあ先生に思い切ってお願いした所、快諾頂き、ガッツポーズをしたのが懐かしいです。

今年は個人的には、「最遊記フェスタ」から始まり「東京アニメアワードフェスティバル(TAAF)」「AnimeJapan2017」と立て続けの波がひと段落ついた所だったので、今しかないと動き出したわけです。

こちらでプロットを書いて今まで朗読劇ではなかった細かな設定など打ち合わせしつつ、メディアとしては第1作になるので「誰が見ても聴いても楽しめる」そんな間口の広さを持つ、脚本作りが始まりました。

──最初に脚本を見た時にどんな気持ちでしたか?

嬉々たる思いです。

今まで、自分が朗読新喜劇用のコントに近い作風だったので、それとは異なるでも同じ世界線の物語がとても新鮮でした。

当然、それを期待していたのですが、なんというか、嬉しかったですね。

「はじまり」を感じる、そんなストーリーでした。

収録、編集と進むと、またテキストの印象とは違った顔を見せているので、二度三度と楽しんでいただきたいですね。

──新テーマソングも制作されたそうですが?

ええ、挿入歌で参加してくださっている小松美恵さんの芯のある歌声で千代鶴の世界観をさらに掘り下げられないかと思いまして、半ば勢いで作曲家でありピアニストの深川翔太(「オジサマ専科」)さんにお願いしてしまいました(笑)。

楽曲の持つ時間性が大正ロマンという空間を彩ってくれたのではと思います。

歌詞は、小松さんにお願いして魅力あるものになり満足しています。

──過去最高のスタッフ数だという事ですが。

今までは、最小人数だっただけですがw

脚本の平尾とキャラクターデザインの風凪ひかり先生とムービーデザインの木佐木さんだけでしたから(笑)。

今回は、背景美術やムービー・アートデザイン関係に多くの助っ人に参加していただきました。

およそドラマCDの布陣では考えられないですがw

細かいところでは、物語に登場するホテルのロゴを発注するなど、出来る限りお手伝いいただきました・・・。

キャストも今回初めてドラマCDに出演することとなった千代鶴役の宮﨑さんにも感謝しております。

慣れない状況で大変だったと思いますが、座長として引っ張って頂きました。

番外編(アネックスドラマ)では、波多野和俊さんにも参加して頂いたりと今まで以上にいろんな角度から厚みを増した布陣ではないでしょうか。

今できる精一杯を皆様の協力で形に出来たのではと思います。

本当に、ただただ感謝です!!!

──セルフメディアミックスと言う新しい切り口ですが?

ドラマCDの音だけの世界の魅力を持ちつつ、紙芝居的ビジュアル面でも展開できるようにと、Fresh!と言う動画配信サイトでの配信を決めました。

やはり原作を知らない物語を買うのはハードルが高いと思いますので、

少しでも世界観に触れてもらえる場所を用意したかったわけです。

試聴的な位置付けではあるのですが、ドラマCDプラスアルファを、

サウンドドラマをお届けできればと頑張って準備しています。

──一番大事にされていることはなんですか?

ほっこり

してもらえると嬉しいです。

ご購入はこちらです!


 
 
 

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